歌川国芳「菊に蟹と亀」

歌川国芳「菊に蟹と亀」

国芳は、作品数も多く、 役者絵・武者絵・美人画・風景画・花鳥版画と浮世絵の全ジャンルを網羅し精力的な活躍をしており、本図のように浮世絵とは思われないほど現代的な現代的な感覚でデフォルメされた花鳥画も描いています。細長い画面を斜めに切り取り、亀や首を垂れる菊の花と蟹を配置し、大胆な色の組み合わせで見せるところは、国芳のセンスが光ります。

歌川国芳は、幕末に活躍した浮世絵師です。そのユニークな画風から、「奇想の絵師」などと呼ばれ、近年再評価の気運が高まり、広い世代の人気を集めています。幼少の頃より画才に優れた国芳は、15歳で歌川豊国の門下となりました。二十代の内は目立った活動はありませんでしたが、30歳を過ぎ、水滸伝の英雄に取材した一連の作品で脚光を浴びました。当時の浮世絵師の番付には、名所絵の広重に対し、武者絵の国芳として名前が掲げられています。また、筋骨隆々の武者絵を描く一方で、自身の大好きな猫をはじめ、魚や狸などを擬人化したコミカルで愛らしい戯画も多く描きました。反骨と風刺の精神に富んだ作品群は、当時の人々の圧倒的支持を得、多くの門人が集まり、浮世絵師の最大派閥を形成。その系譜は昭和の日本画家まで連なっています。

価格

セール価格¥18,000

(¥19,800税込

仕様(額・マット)について

A: 版画のみ(台紙付)

お選びいただいた作品を台紙に貼った状態でお届けいたします。台紙は自家用とギフト用の二種類をご用意しております。

Print for yourself Print for gift
【自家用の台紙】
アダチ特製浮世絵専用額に入れることのできる台紙です。(大判サイズの作品の場合、台紙サイズは 380 × 532 mm)
【ギフト用の台紙】
厚紙に、作品を保護するためのカバーが付いた台紙です。(大判サイズの作品の場合、台紙サイズは 330 × 485 mm)

 

B: 額付

【浮世絵復刻版の場合】お選びいただいた作品をアダチ特製浮世絵専用額(大判:400 × 555 mm)に入れた状態でお届けいたします。
【現代UKIYOEの場合】お選びいただいた作品を弊社セレクトの額に入れた状態でお届けいたします。

   

 

C: 版画+額装用マット

お選びいただいた作品とアダチ特製浮世絵専用額用のマットを組み合わせた状態でお届けします。
既にアダチ特製浮世絵専用額をお持ちの方にお選びいただく商品です。

Print with mat
マットを入れることで、絵がより引き立ちます。また、作品がアクリル板に直接触れることを防げます。

 
 

仕様(額・マット)について

A: 版画のみ(台紙付)

お選びいただいた作品を台紙に貼った状態でお届けいたします。台紙は自家用とギフト用の二種類をご用意しております。

Print for yourself Print for gift
【自家用の台紙】
アダチ特製浮世絵専用額に入れることのできる台紙です。(大判サイズの作品の場合、台紙サイズは 380 × 532 mm)
【ギフト用の台紙】
厚紙に、作品を保護するためのカバーが付いた台紙です。(大判サイズの作品の場合、台紙サイズは 330 × 485 mm)

 

B: 額付

【浮世絵復刻版の場合】お選びいただいた作品をアダチ特製浮世絵専用額(大判:400 × 555 mm)に入れた状態でお届けいたします。
【現代UKIYOEの場合】お選びいただいた作品を弊社セレクトの額に入れた状態でお届けいたします。

   

 

C: 版画+額装用マット

お選びいただいた作品とアダチ特製浮世絵専用額用のマットを組み合わせた状態でお届けします。
既にアダチ特製浮世絵専用額をお持ちの方にお選びいただく商品です。

Print with mat
マットを入れることで、絵がより引き立ちます。また、作品がアクリル板に直接触れることを防げます。

 
 

数量:
サイズ/重量画寸法:36.4 × 11.9 cm
素材用紙:越前生漉奉書
特徴版種:木版画
備考作品解説(日英併記)付き
秋の浮世絵 豊かな色彩の表現を味わう

 

浮世絵復刻版とは
江戸時代から続く高度な木版の技術で、現代の職人が、浮世絵の名作の版木を新たにおこし、和紙に一色ずつ摺り重ねて完成した木版画です。日本伝統の手技の美をお楽しみください。

浮世絵を贈る|アダチ版画のギフトサービス

アダチ版画の想い

私たちアダチ版画研究所は、伝統的な木版技術の基本を守りながら、
時代にあった魅力ある作品を創造してまいります。

こだわりの品質・素材

アダチ版画研究所では、木版本来の美しさを最大限に引き出すために、厳選した素材と道具を使用しています。

伝統の技術・職人

商業印刷として発展した浮世絵の制作は、効率や採算性が重視されたことから、すべての工程において無駄がなく洗練されています。浮世絵の技術の基本をご紹介します。