勝川春章「歳時昼夜十二ヵ月 きさらぎ はつ午 梅見」

勝川春章「歳時昼夜十二ヵ月 きさらぎ はつ午 梅見」

本作品は、勝川春章・北尾重政・歌川豊春が4図ずつ分担して12か月の風俗を描いた『歳時昼夜十二ヵ月』というシリーズの一図。 各月の昼と夜の景色を描き分けるという趣向で、斜めに分割された斬新な画面構成が特徴です。 タイトルの「初午」とは、稲荷大神が山城国稲荷山に鎮座したのが、711年2月の初めの午の日であったゆかりから、稲荷神を奉り五穀豊穣を祈る日のこと。 本図では、三囲稲荷の初午の夜景と、亀戸梅屋敷の臥龍梅の傍を行く、繊細でたおやかな三美人を描いています。まさに当時の歳時記を感じさせる一枚です。

勝川派の開祖、葛飾北斎の師。様々な画題を描きましたが、特に役者絵と美人画の両分野で人気を博しました。地本問屋・林屋七右衛門のもとに寄宿し、同家の壺型印を雅印に用いたことから「壺屋」とも呼ばれます。役者絵においては、役者の個性をとらえた似顔表現を推し進め、豊国や写楽へと続く役者大首絵の基礎を築きました。たおやかな美人画は、上流階級からも支持されていたことがうかがえ、晩年は肉筆画の制作に専念し、瀟洒な美人画の名品を多数のこしました。
※ 長らく生年は1726年と考えられてきましたが、2016年に発見された資料から、近年は1743年生まれの説が有力視されています。

価格

セール価格¥18,000

(¥19,800税込

仕様(額・マット)について

A: 版画のみ(台紙付)

お選びいただいた作品を台紙に貼った状態でお届けいたします。台紙は自家用とギフト用の二種類をご用意しております。

Print for yourself Print for gift
【自家用の台紙】
アダチ特製浮世絵専用額に入れることのできる台紙です。(大判サイズの作品の場合、台紙サイズは 380 × 532 mm)
【ギフト用の台紙】
厚紙に、作品を保護するためのカバーが付いた台紙です。(大判サイズの作品の場合、台紙サイズは 330 × 485 mm)

 

B: 額付

【浮世絵復刻版の場合】お選びいただいた作品をアダチ特製浮世絵専用額(大判:400 × 555 mm)に入れた状態でお届けいたします。
【現代UKIYOEの場合】お選びいただいた作品を弊社セレクトの額に入れた状態でお届けいたします。

   

 

C: 版画+額装用マット

お選びいただいた作品とアダチ特製浮世絵専用額用のマットを組み合わせた状態でお届けします。
既にアダチ特製浮世絵専用額をお持ちの方にお選びいただく商品です。

Print with mat
マットを入れることで、絵がより引き立ちます。また、作品がアクリル板に直接触れることを防げます。

 
 

仕様(額・マット)について

A: 版画のみ(台紙付)

お選びいただいた作品を台紙に貼った状態でお届けいたします。台紙は自家用とギフト用の二種類をご用意しております。

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【自家用の台紙】
アダチ特製浮世絵専用額に入れることのできる台紙です。(大判サイズの作品の場合、台紙サイズは 380 × 532 mm)
【ギフト用の台紙】
厚紙に、作品を保護するためのカバーが付いた台紙です。(大判サイズの作品の場合、台紙サイズは 330 × 485 mm)

 

B: 額付

【浮世絵復刻版の場合】お選びいただいた作品をアダチ特製浮世絵専用額(大判:400 × 555 mm)に入れた状態でお届けいたします。
【現代UKIYOEの場合】お選びいただいた作品を弊社セレクトの額に入れた状態でお届けいたします。

   

 

C: 版画+額装用マット

お選びいただいた作品とアダチ特製浮世絵専用額用のマットを組み合わせた状態でお届けします。
既にアダチ特製浮世絵専用額をお持ちの方にお選びいただく商品です。

Print with mat
マットを入れることで、絵がより引き立ちます。また、作品がアクリル板に直接触れることを防げます。

 
 

数量:
サイズ/重量画寸法:24.5 × 19.0 cm
素材用紙:越前生漉奉書
特徴版種:木版画
備考作品解説(日英併記)付き

浮世絵復刻版とは
江戸時代から続く高度な木版の技術で、現代の職人が、浮世絵の名作の版木を新たにおこし、和紙に一色ずつ摺り重ねて完成した木版画です。日本伝統の手技の美をお楽しみください。

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アダチ版画の想い

私たちアダチ版画研究所は、伝統的な木版技術の基本を守りながら、
時代にあった魅力ある作品を創造してまいります。

こだわりの品質・素材

アダチ版画研究所では、木版本来の美しさを最大限に引き出すために、厳選した素材と道具を使用しています。

伝統の技術・職人

商業印刷として発展した浮世絵の制作は、効率や採算性が重視されたことから、すべての工程において無駄がなく洗練されています。浮世絵の技術の基本をご紹介します。