葛飾北斎

The Great Wave を楽しむ

<p>世界中が愛してやまない<br/>日本が誇る"The Great Wave"</p>

世界で最も有名な日本の浮世絵師・葛飾北斎。そして彼の作品のなかでも最高傑作と名高いのが、この「神奈川沖浪裏」です。静かな富士山を背景にせり上がった大波が迫力満点で、その大胆な構図と繊細な描写は人々に衝撃を与えました。海外では“The Great Wave”という名で親しまれ、作曲家ドビュッシーはこの作品から着想を得て交響詩「海」を作曲したといわれています。
近年でも国内外、数多くの展覧会で目玉作品として紹介されており、その人気の高さから、2024年7月発行の日本の新紙幣(千円札)の図柄にも採用されています。2023年3月のクリスティーズ・ニューヨークのオークションにおいては、浮世絵版画として世界最高額となる276万ドル(約3億6000万円)を記録するなど今なお世界で高く評価されています。

北斎が追求し続けた 迫真の大波

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森羅万象、様々なものを描いた北斎が、特に生涯こだわりを持って挑み続けた「波」の表現。幾度も波を描き、変幻自在の水の動きを捉えるために試行錯誤しています。「神奈川沖浪裏」と、その原型といわれる初期作「おしをくり はとう つうせんのづ」でも、構図は似ているものの、波の描き出し方は全く違っています。北斎がよりリアルで、人を惹きつける波の表現を追求した結果できあがったのが、傑作「神奈川沖浪裏」だったのです。

<p>繊細で緊張感のある線を<br/>忠実に彫り上げる</p>

北斎の絵は他の絵師のものに比べても線が細かく、描かれた線に忠実に彫りあげるには高度な技術が必要です。「神奈川沖浪裏」の波頭にみられる抑揚のある複雑な線は特に彫師の腕の見せどころ。迫力のある画面を作るために、線が持つリズムや全体のバランスに配慮しながら小刀を入れていきます。北斎の筆の強弱までもを理解し、彫り分けなければなりません。

<p>北斎の波の "青"を<br/>色鮮やかに摺る</p>

北斎が追求し続けた波の表現に欠かせない“青”には、江戸後期にヨーロッパから輸入された化学的顔料のプルシアンブルー(ベロ藍)が使われています。「神奈川沖浪裏」では、濃さの異なる2つのベロ藍を用いて、巧みに色を摺り重ねることで色鮮やかかつ立体的な大波を生み出しています。

海外ギフト 人気No.1

“The Great Wave”は北斎、そして浮世絵の代表作として欧米で高い評価を受け、今なお世界中の人々に愛されています。アダチの浮世絵をご利用いただいているお客様の多くにお選びいただいており、海外ギフトでは常に人気No.1の作品となっています。江戸時代当時の伝統木版技術を継承した職人が一枚一枚丁寧に作る「神奈川沖浪裏」は、海外のお客様へ贈る日本のお土産として大変オススメです。

葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」アダチ版復刻浮世絵

葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」

現在の横浜本牧沖から富士を眺めた図。「浮世絵と言えば、これ!」というくらい世界的に有名な作品です。北斎が長年に渡って描いてきた波の作品の中でもダイナミックな構図と静と動が交錯する画面は圧巻の一図です。国内外の有名な美術館・博物館にも所蔵され、現代のアーティストに今なお影響を与え続ける世界的名画といえるでしょう。

北斎は、宝暦10年(1760)江戸本所割下水に生まれました。19歳で勝川春章に弟子入りし、翌年には春朗と名乗り勝川派風の役者絵を発表。その後、和漢洋の絵画の各流各派を学び、様々なジャンルの浮世絵を手がけ、独自の画風を確立していきます。他の絵師に比べて遅咲きの絵師であり、北斎の名を不動のものとした「富嶽三十六景」を手がけたのは、七十歳を過ぎてから。森羅万象あらゆるものの真を描くことに執念を燃やし、老いてなお、その制作意欲は衰えることなく、九十年の生涯で、数多くの作品を残しました。1999年、米ライフ誌が選んだ「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に唯一選ばれた日本人であり、近年最も注目を集めている浮世絵師です。

価格

セール価格¥18,000

(¥19,800税込

数量:
サイズ/重量画寸法:26.4 × 38.6 cm
素材用紙:越前生漉奉書
特徴版種:木版画
備考作品解説(日英併記)付き

浮世絵復刻版とは
江戸時代から続く高度な木版の技術で、現代の職人が、浮世絵の名作の版木を新たにおこし、和紙に一色ずつ摺り重ねて完成した木版画です。日本伝統の手技の美をお楽しみください。

浮世絵を贈る|アダチ版画のギフトサービス

アダチ版画の想い

私たちアダチ版画研究所は、伝統的な木版技術の基本を守りながら、
時代にあった魅力ある作品を創造してまいります。

こだわりの品質・素材

アダチ版画研究所では、木版本来の美しさを最大限に引き出すために、厳選した素材と道具を使用しています。

伝統の技術・職人

商業印刷として発展した浮世絵の制作は、効率や採算性が重視されたことから、すべての工程において無駄がなく洗練されています。浮世絵の技術の基本をご紹介します。