靉嘔「冨嶽噴火 凱風虹快晴」

靉嘔「冨嶽噴火 凱風虹快晴」

靉嘔(あいおう)氏は、レインボーカラーを用いた鮮烈な作風で世界的に活躍しているアーティストです。北斎の代表作「凱風快晴」を下敷きに取り組んだ本作は、伝統的な木版技術への興味と冒険心に満ちています。虹色の富士の山頂から吹き出す十八色の光の流れが、画面を縦横無尽にうねり抜ける壮快な作品となっています。

1931年茨城県生まれ。「虹のアーティスト」として知られている現代美術家。
池田満寿夫らとともにグループ「実在者」を結成。58年にニューヨークに渡り、ハプニングを中心とする前衛芸術グループ「フルクサス」に参加した。第33回 ベネチア・ビエンナーレ 日本代表。93年 フルクサス結成30年記念「In the Spirit of Fluxus 展」でアメリカ、ドイツなど各国を巡回。2006年「虹のかなたに 靉嘔 AY-O回顧展1950-2006」を福井県立美術館・宮城県立美術館・埼玉県立近代美術館にて開催。23年 国立スミソニアン協会国立アジア美術館にて個展「Ay-Ō’s Happy Rainbow Hell」を開催(アーサー・M. サックラー・ギャラリー)。【主な受賞歴】第7回 東京国際版画ビエンナーレ 東京国立近代美術館賞。第11回 サンパウロ・ビエンナーレ ブラジル銀行賞。
第22回 日本芸術大賞。紫綬褒章。

価格

セール価格¥35,000

(¥38,500税込

額について(現代UKIYOE・白木額)

額について

サイズ:40.0 × 55.0 cm
重量:約1.8kg
素材:木、アクリル(UVカット70%)

 

額について(現代UKIYOE・白木額)

額について

サイズ:40.0 × 55.0 cm
重量:約1.8kg
素材:木、アクリル(UVカット70%)

 
数量:
サイズ/重量画寸法:27.5 × 38.0 cm
素材用紙:越前生漉奉書
特徴版種:木版画
アダチ版画研究所の現代UKIYOE
浮世絵を生んだ日本伝統の木版技術を継承するとともに、現代に活躍するアーティストとのコラボレーションを通じて「現代の浮世絵」を制作し、その魅力を世界に向けて発信しています。

アダチ版画の想い

私たちアダチ版画研究所は、伝統的な木版技術の基本を守りながら、
時代にあった魅力ある作品を創造してまいります。

こだわりの品質・素材

アダチ版画研究所では、木版本来の美しさを最大限に引き出すために、厳選した素材と道具を使用しています。

伝統の技術・職人

商業印刷として発展した浮世絵の制作は、効率や採算性が重視されたことから、すべての工程において無駄がなく洗練されています。浮世絵の技術の基本をご紹介します。

同じ絵師の作品