田名網敬一 木版画「また夢は始まる」
田名網敬一「また夢は始まる」
田名網敬一「また夢は始まる」
田名網敬一「また夢は始まる」
田名網敬一「また夢は始まる」
田名網敬一「また夢は始まる」
田名網敬一「また夢は始まる」
田名網敬一「また夢は始まる」
田名網敬一「また夢は始まる」

田名網敬一「また夢は始まる」

作家の言葉
「浮世絵からの引用は特に多いですね。(作品にたびたび登場する)あの太鼓橋の形状は、葛飾北斎の浮世絵『諸国名橋奇覧 かめゐどてんじんたいこばし』から引用しています。この絵で北斎は、亀戸天神の反り橋を描いていますが、実際はこんな急勾配の橋、登れないし降りられないですよね。つまり、僕にとってこれは『渡ることのできない橋』の象徴なんです。そこにはまた、生と死の二つの世界をつなぐもの、というイメージも持たせています。
僕自身、橋が好きなんですが、こうした橋のイメージのルーツは、(幼い頃に遊んでいた)目黒雅叙園にある太鼓橋です。…(略)…絵を描くようになって、画集などを通じていろんな浮世絵の作品を見ていく中で、こうした自分の幼少期の記憶と、浮世絵の造形を結び付けていきました。」(2020年 インタビュー「北斎の描線 記憶の中の光線」より)」

本作品につきましては、“抽選による販売”をおこないます。ご購入を希望される場合は、下記の抽選販売申込み期間中に、お申込みください。抽選に当選された方のみが、本作品をご購入いただけます。抽選結果は、抽選後、全ての応募者にご連絡します。
申込み期間:2021年9月17日正午〜24日正午【終了しました】

東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業。アートディレクター、グラフィックデザイナー、イラストレーター、映像作家、アーティストとして、職種の境界を積極的に横断して活動を続け、現代の可変的なアーティスト像のロールモデルとして高い評価を得ている。「編集」というデザインの方法論を用いながら、ファインアートの枠に捉われない創作活動を続け、コラージュ、プリント、ドローイング、アニメーション、実験映画、ペインティング、立体作品、インスタレーションまで幅広く作品を発表。拡大を続ける「POP」 の文脈における日本の先駆者としても、国際的に広く認識されている。 近年の主要な展覧会として、「記憶の冒険」(2024年、国立新美術館、東京)、「PARAVENTI: KEIICHI TANAAMI」(2023年、プラダ青山店、東京)、「Manhattan Universe」(2022年、Venus Over Manhattan、ニューヨーク)、 「世界を映す鏡」(2022年、NANZUKA UNDERGROUND、東京)、「Keiichi Tanaami」(2019年、Kunstmuseum Luzern、ルツェルン、スイス)、「Keiichi Tanaami」(2019年、Jeffrey Deitch、ニューヨーク)。また、グループ展としてポップアートの大回顧展「International Pop」(2015-2016年、Walker Art Center、Dallas Museum of Art、Philadelphia Museum of Art、アメリカ)、「The World Goes Pop」(2015年、Tate Modern、ロンドン) などがある。パブリックコレクションに、 MoMA (アメリカ)、Walker Art Center (アメリカ)、The Art Institute of Chicago (アメリカ)、M+ (香港)、National Portrait Gallery (アメリカ)、Hamburger Bahnhof (ドイツ) など多数。

価格

セール価格¥250,000

(¥275,000税込

在庫切れ

額について(田名網敬一作品用)

サイズ:72.7 × 54.5 cm/重量:約2.5kg/素材:アルミ、アクリル(UVカット70%)

 

額について(田名網敬一作品用)

サイズ:72.7 × 54.5 cm/重量:約2.5kg/素材:アルミ、アクリル(UVカット70%)

 

サイズ/重量画寸法:56.5×39.7 cm
額寸法:72.7×54.5 cm
素材用紙:越前生漉奉書
特徴版種:木版画
備考部数:120部/制作年:2021年9月
監修:公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団
制作:株式会社アダチ版画研究所
協力:NANZUKA

特典:校合摺(直筆サイン&シリアルナンバー入り)1枚
本販売特典として、作品の輪郭線の版のみを摺った校合摺を一枚プレゼントいたします。田名網作品の緻密な線描をお楽しみください。

【作家インタビュー記事】
北斎の描線、記憶の中の光線(「北斎今昔」2020年9月掲載)

 

 

アダチ版画の想い

私たちアダチ版画研究所は、伝統的な木版技術の基本を守りながら、
時代にあった魅力ある作品を創造してまいります。

こだわりの品質・素材

アダチ版画研究所では、木版本来の美しさを最大限に引き出すために、厳選した素材と道具を使用しています。

伝統の技術・職人

商業印刷として発展した浮世絵の制作は、効率や採算性が重視されたことから、すべての工程において無駄がなく洗練されています。浮世絵の技術の基本をご紹介します。